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失敗している箇所とその原因

2009年5月20日水曜日

 家具を作り初めて4年目です。作った家具および家具と思しきものは全部で5個になりました。家具を作っている一人暮らしの人特有の悩みがあるのです。そうです。『作った家具の置き場所』がそろそろ問題になってきました。私は会社への通勤を考えて比較的都会な東京都渋谷区に住んでいますが、広い部屋など借りられるわけはなく、ワンルームマンションで細々と暮らしているわけです。お世辞にも広いとはいえない部屋は家具だらけになっており、もはや家具の倉庫と化しています。そこで、断腸の思いではありますが、私の愛着たっぷりの可愛い家具たちを引き取ってくれる里親を探して知り合いに声を掛けてみました。
 もちろん売り物になるような立派なものではなく、「下手な家具ですよ」と言うと「どのへんが?」と聞かれるわけで、写真などを撮り失敗している箇所を解説しようと思っていたのですが、これがまた酷い有様です。

上の画像がそれですが、

①天板のワックスが酸性雨によって斑になっている。
 - 運搬時に雨が降っていたのです、ワックスを塗り直せばもしかしたら多少は
  直るかもしれませんが。
②天板の接合部に隙間があります。
 - 天板は4枚の板を張り合わせているのですが、手押しカンナが苦手な頃で
  板の接合面を直角にできていないため、張り合わせた際に天板が反ってしまった。
③扉が正しく閉まらない。
 - 設計どおりに部材を作ったのですが、組み接ぎが甘いため設計より扉を
  はめる枠のサイズが大きくなってしまった。
 - こちらも手押しカンナが苦手な影響で、部材の反りをキチンと修正していなかった。
④その他、各種接合箇所に隙間(0.5mm~1.5mm)がある。

とまぁ、酷いものです。
こんなものをタダとはいえ人に渡して良いものか悩んでいます。もちろん本職の人であれば有り得ないと言うことでしょう。

・・・とりあえずは説明をしようと思います。

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