イギリスのデザイナーであるウィリアム・モリスが主導したアーツ・アンド・クラフツ運動は、産業革命による大量生産廉価な粗悪商品が溢れた状況を批判して、『バイ・ザ・ピープル、フォー・ザ・ピープルでなければならない』と演説したように、従来の手工業により庶民へ提供すべきということらしいのですが、現在でもそうであるように職人による作品は質は高いが値段も高いため、裕福層にしか提供できなかったと批判されたそうです。
産業革命より端を発したと思われる工業製品とハンドクラフトによる工芸品のデザインの優劣をつけようとは思いませんが、私は自分でも作る喜びを感じられるハンドクラフトの方が好きですね。正直、既製品を買った方がはるかに安く済みますが。
私の『無垢材を使用し、釘などを使用しない家具が良い』という考えも、自分が作るからこそのもののようです。
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