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アール・デコの家具

2009年6月10日水曜日

 最近は、海野弘の『アール・デコの時代 (中公文庫)』という本を読んでいるので、今のところの感想。

 アール・デコは1918年から1930年代にヨーロッパやアメリカで流行ったアール・ヌーボーに続く装飾様式のことですが、要は建築でいうとエンパイアステートビル(キングコングが登ったことで有名)やクライスラービル(尖塔のモチーフが車のラジエーター)のようにビルの先頭が尖っている建物だったり、家具でいうとバルセロナチェア(ミース・ファン・デル・ローエ)や、lc2(ル・コルビュジェ)などのことのようですね。
 モダン・アートの源泉と言われてもあまりピンとこないアール・ヌーボーに比べて、アール・デコは今使っていても違和感のない近代的なものばかりです。

 ロシア趣味・アメリカ趣味・エジプト趣味・日本趣味の影響が濃いそうですが、この時代にも日本文化(ここでは漆など)が影響を与えているのですね。






LIVING LAB MART
バルセロナチェア/ミース・ファン・デル・ローエ



LIVING LAB MART
LC2/ル・コルビジェ


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