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新しいブログは「Design momiji」です。

ヴェルナー・パントンの椅子『Panton Chair(パントンチェア)』

2009年6月28日日曜日







 堕落した生活を送り始めて初めての週末。西麻布のデジャブという店で昼間っからジンバックをガブのみする。元々は店内が薄暗いバーだったが、去年の夏に改装されて、昼は1Fの半分がオープンカフェのようになっている。その時座った椅子がこれ。


 ヴェルナー・パントンの椅子『Panton Chair(パントンチェア)』。この椅子はデンマーク出身のヴェルナー・パントンの代表作で1968年にデザインされた。多少痩せたとはいえ、75キロはある私の体重を支えるのはFRPで作られた椅子にはしんどいと見え、そのうち壊れるんではないかついうくらい、座り心地はボヨンボヨンとしていた。


 どうでも良いが、この店のある建物の2FにRootsという店があるが、この店も改装前はRootsという名前だった、店の名前がデジャブと変わったが、2FとRootsという店とこの店は店長が同じで店の中の普段は隠された螺旋階段で2つ店は繋がっている。
 去年の夏はこの2つの店を使って友達の結婚式の二次会をした。芸人の「エスパー伊藤」(爆)を呼んで大いに盛り上がった。

ミヒャエル・トーネットの椅子『No.14』

2009年6月27日土曜日


 今日は、暇なので六本木・西麻布あたりをブラブラとあるいていたら、開店前の店で無造作に椅子が放置してあった。

 みてわかるとおりミヒャエル・トーネットの『No.14』だ。ドトールにあった「もどき」ではなく、どーやら本物っぽい。さすがは西麻布。格が違うぜ!(?)

 今日はこの後、適当なカフェでお茶をして帰ることにする。

「第7回 暮らしの中の木の椅子展」の行く末

2009年6月25日木曜日

 現在、椅子を製作中なのですが、すごく出来きが良かったら何かに応募しようと思って目を付けていたのが、朝日新聞の主催する「暮らしの中の木の椅子展」。2年毎に開催されており、通例であれば9月ぐらいから募集が始まる予定だった。

「だった」のだ!

 いつまでたっても募集記事などが無いのでちょっと本格的に調べてみたら・・・
どうやら休止するらしい事実がわかった。
(※ブログ「工房通信 悠悠」の「朝日・椅子展の行く末」より )

応募しないまでも見るだけでも楽しめていただけに非常に残念です。

アール・デコの時代

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 海野弘の著書。この著者の最初の本である『アール・ヌーボーの世界―モダン・アートの源泉 (中公文庫)』が良かったので、続けて読んでみました。
 内容的には、美術/芸術の説明というよりも1918年から1930年代の時代背景とその文化的特徴を書いた本のように思える。
  •  女性の社会進出
  •  ダンス
  •  ファッション
  •  文学

などに関する記述が多いので、純粋に芸術や美術を勉強したい人には、あまりお勧めしない。

「趣味は家具造り」を女の子に気に入ってもらう(STEP 5)

2009年6月23日火曜日

STEP4 巧の技でアピールしろ!」までを経て、なんやかんやで付き合えたとする。
でも、ここから苦しむのだ。
今までは一過性の努力だが、ここからは継続力が勝負!

ってことで「家具造り」を趣味にしつつどうやってお付き合いをしていくかのHowToだ。

趣味で家具を造っているあなたは、当然自分の工房などは持っていない。
週末にレンタル工房で造っていると思うが、基本的に予約制だろう。

彼女の職業が洒落た店の美容師(意外に店員さん達が自分で店の内装などをやっている。)か、
趣味で演劇(大道具つくり小道具つくりはお手のもの)をやっていた経験のある人でなければ、
一緒に家具造りはできない。

なんで、ここで問題になるのが、工房に通う回数だ!
多すぎても、少なすぎても破局する。

NG:2~3ヶ月に1回以下
 これでは、もう旅行先で参加する陶芸体験とたいして変わらない。
 本当に家具が造りたいあなたは、ストレスでおかしくなってしまうだろう。

NG:1ヶ月に3回以上
 いくら彼女が「趣味は家具造り」を理解してくれても、これはさすがに許しちゃくれない。
 問答無用でお別れされるか、少なくとも「家具造り」と「彼女」のどちらかを選択する羽目になる。

NG:1ヶ月に2回
 何となくちょうど良いを思われるけど、そうではない。
 自分と彼女が互いに月2回の別々の用事を入れてしまうと、
 タイミングによっていは月に1度も会わないことになってしまう。
 うまく行きそうでいかない微妙な回数だ!

OK:1ヶ月に1回
 彼女と予定を合わせるならこのぐらいがベストだ!
 彼女に別の予定があれば、その時に工房に行けばいい。

とまぁ、これで1~5のSTEPを偉そうな説明が終わりなのだが、私はこれらを一通り経験してしまった…
直近では、この「STEP 5」。
仕事が忙しかったこともあったけど、以下のような流れ。

ストレスが溜まる (2~3ヶ月に1回以下)
 ↓
彼女に愚痴る
 ↓
喧嘩になる
 ↓
まずいと思い工房に行きだす(1ヶ月に2回)
 ↓
予定が合わない(彼女が自分に興味を持たなくなる)
 ↓
破局

理由は他にもあった。 まぁ、俺が悪いわけだが、
こうならないように頑張っていただけに真面目にお付き合いすることが馬鹿らしく思える一件だった。
なんで、暫くは堕落的な生活を送ろうと思う…
後悔すると思うけどあえてやる。

STEP1 さりげなく掴む
STEP2 家具屋デートだ!
STEP3 自分の家具を自慢しろ!
STEP4 巧の技でアピールしろ!
STEP5 付き合い出してから苦しむ

「趣味は家具造り」を女の子に気に入ってもらう(STEP 4)

STEP 3 自分の家具を自慢しろ!」までで、「趣味は家具造り」をカミングアウトはできている。
もしかしたら「この人はスゴイ人」と思ってくれているかもしれない。

なので、もう一押し。巧みな技で更にアピールするためのHowToだ。

たまに会うと「最近家具造りの方はどうなの?」なんて会話も自然で出てくるようになっている関係。
あなたは、自分がかなりのレベルに達していることを自慢したくなっているだろう。
でも、気をつけろ慣れてきたころに落とし穴がある。

NG:ほぞの組み方とか意匠が決まらなくてさぁ。
 やっちまった!
 家具造りにどっぷりはまった人にしかわからない単語。これはNGだ!
 いくら話を聞いてくれても、同じ趣味をもった仲間ではない彼女は
 聞きながらも知らない単語で意味消失。
 時間が経つほど「この人の話おもしろくな~い」と思われる。
 気を付けろ!

OK:やっぱデザインとか設計って大切だよね。
 「ほぞ組って言う、釘を使わないで組み立てる造り方なんだけど…」とさりげなく
 単語の説明をしつつ、 「結構マジでやってるな。」って思ってもらおう。
 少づつ話していけば「造り方」とかにも興味をもってくれるかもしれない。
 あくまでも「さりげなく」「少しづつ」だ!


これで単語まで覚えてもらえば、彼女と”がっぷりよつ”だ。
少なくとも自慢の友人にはなれるはず!
付き合えるかどうは、家具造りとはあまり関係ないのであなた次第!


STEP1 さりげなく掴む
STEP2 家具屋デートだ!
STEP3 自分の家具を自慢しろ!
STEP4 巧の技でアピールしろ!
STEP5 付き合い出してから苦しむ

「趣味は家具造り」を女の子に気に入ってもらう(STEP 3)

STEP 1 さりげなく掴む」「STEP2 家具屋デートだ!」は見たかな?
ここまで順調にきたあなたは少なくとも「家具好き」として認知されている。
「普通の人より少し家具が好き」程度なので、ここから無難に「趣味が家具造り」をカミングアウトしたいところ。

そこで、次は造った家具を自慢するためのHowToだ。

前にもいった通り『「お父さんの日曜大工」的なことを趣味にしている変わった人』と思われては元も子もない。 イキナリ造った家具を見せよう。

NG:実は家具造るのも好きなんだ。
 あ~これであなたは「家具好きな日曜大工の人」になってしまった。
 仕事でもなく趣味で家具を「造るのが好き」なんて言葉で言っただけじゃ、
  「オシャレ」な印象にはならない。
 女の子的には「プラモデルを造る人」や「フィギアを造る人」と一緒だ!
 別にこういった趣味の人を馬鹿にしているわけではない。度を越せばは立派な趣味だ。
 なんで、勝手な想像をされる前にいきなり造った家具を見せよう!

OK:欲しい家具が見つからなくてさぁ。勢い余って造っちゃったよ。
 これでもイキナリ言葉で言っては駄目だ!
 前回の家具屋デートで少なくとも「自分の趣味を押し付けない人」と認識されているはずなので、
 「あんな家具が好き」「こんな家具が好き」と多少自分の好みを伝えておこう。
 しっかりと本格的な家具をイメージさせた上で、このセリフを言っちゃえ!
 「そんなの造れるの?」と疑問をもたれながらも「本当に?見せて~」となるはず。
 家に呼んでも良いが、少々ハードルが高いので一応携帯で写メっておこう。
 「すご~い。」となり、めでたくカミングアウト終了だ。
 家に呼ぶしか手段がないと実物をみせることなく終ってしまう可能性があるので注意。


ここまでくれば、「趣味は家具造り」は君のチャームポイントだ。
でももう一押し。次は自分の技をアピールしよう!


STEP1 さりげなく掴む
STEP2 家具屋デートだ!
STEP3 自分の家具を自慢しろ!
STEP4 巧の技でアピールしろ!
STEP5 付き合い出してから苦しむ

「趣味は家具造り」を女の子に気に入ってもらう(STEP 2)

STEP 1 さりげなく掴む」は見たかな?
うまく行けば女の子の買い物に付き合うことになっているはず!
そこで、次は家具屋でのHowToだ。

家具を作っているようなあなたにとって家具の買い物は妥協できないことだろう。
でも、気を付けよう。
あなたは女の子の買い物に付き合っているだけだ!


NG:この家具は無垢材だよコレにすれば?
 これでは駄目だ。ほとんどの女の子は材質なんて気にしてない。
 気にするのは色や形だ!
 どんな巧の技も「え~カワイクナイー」の一言で瞬殺。

OK:へぇ。この木目カワイクない?
 取り合えず見た目を誉めろ!
 (自分で探してではなく、できれば女の子が気に入った家具を誉めるのが望ましい。)
 合板だろうが突き板でいーから誉めておこう。

 「へぇ~ホントだぁ」と乗ってきたら、
 「だよね、木目も板目(いため)だし。」(←木目はなんでも良い)とか、
 椅子とかなら「[デザイナー名]の[椅子の名前]って椅子に似てるよね。」と、
 適当に知識をアピールしよう。
 言った後、それらのウンチクも披露すればきっと君の知識にメロメロだ(笑)
 (やりすぎるとウザイので注意)

どんなに気に入った家具があっても、ウィンドウショッピングの好きな女の子は買わないかもしれない。それで良いのだ。
無理に勧めるな!
家具屋に二人で来ていることに意味がある。
ここで仲良くなって、次は自分の作った家具を見せるのだ。


STEP1 さりげなく掴む
STEP2 家具屋デートだ!
STEP3 自分の家具を自慢しろ!
STEP4 巧の技でアピールしろ!
STEP5 付き合い出してから苦しむ

「趣味は家具造り」を女の子に気に入ってもらう(STEP 1)

オイラはアラサーにも関わらず独身なんで最近いろいろ考える。
家具造りも好きだが、お酒も好きなので良く呑みに行く。たまには女の子も居る。
まぁ、初めて知り合う女の子とかだと、趣味の話なんかになりますよね?

そんな時、気を付けておきたいHowToはこれだ!

最初にインテリアに興味の無い女の子には基本的に全てがNGなんで諦めて下さい。
(特に実家暮らしの子はあまり家具に興味を示さない傾向が・・・)

NG:趣味で家具を作ってるんだ。
 何とか自分をアピールしたいのは分かるが、こんな事を言うのは危険だ。
 これを聞いた女の子の認識は『「お父さんの日曜大工」的なことを趣味にしている変わった人』だ。
 (↑憶えておこう)
 いきなり「作ってる」なんて言っては駄目だ。まずはステップを踏もう。

 異常に家庭的な女の子であればこれでも盛り上がれるが、
 間違いなく「何か作って」と言われるので気を付けろ!

OK:家具屋とかインテリアショップ巡りが好きなんだ。
 こいつが正解。「見るのが好き」「探すのが好き」この辺から入っていこう!
 家具はインテリア⇒元来インテリアは女の子の領分⇒インテリアにうるさい男は嫌われる。
 ので、こだわりを持っていると思われないように
 「詳しい」や「素敵なインテリアショップを知っている」
 で攻める!


ここまでで取りあえず掴みはOKだ。
「○○がほしいのよねぇ~」なんて発言があったら迷わず買い物に誘っちゃえ!
家具屋デートに持ち込むのだ!

STEP1 さりげなく掴む
STEP2 家具屋デートだ!
STEP3 自分の家具を自慢しろ!
STEP4 巧の技でアピールしろ!
STEP5 付き合い出してから苦しむ

Chairman Rolf Fehlbaum

2009年6月22日月曜日


 椅子メーカーのvitraのオーナー、Rolf Fehlbaum氏の本。かなり有名な本だが、調べてみると日本に新品の在庫は無いようです。私は、仕方無いので海外から取り寄せてもらいました。失敗したのかもしれないが、25,000円ほどした。値段の割りにかなり小さいのでビックリ。少なくともB5サイズくらいはあると思っていました。(値段的に)
 注文してから2ヶ月ほど掛かったのですが、忘れた頃に届いて懐を寒くする一品。

 内容的には椅子のスナップショット写真集といったカンジです。活字はほとんどありません。結構有名な写真もあって、以前に雑誌(たしかBrutus系)にも乗っていた、数百メートルはあろうかという建築中の高層ビルの足場に作業員たちが腰掛てランチしている写真(雰囲気的に1930~1950くらいにみえる)などが載っていました。きっとこの本からの転載に違いない。

佐藤卓の椅子『KAMACHI STOOL(カマチスツール)』

2009年6月17日水曜日



 グラフィックデザイナーの佐藤卓さんデザインの椅子。『家具工房 雉子舎(きじや)』とのコラボレーションとのことです。
 先日紹介した「木の巧み」展でも展示されていました。 雉子屋さんのスタッフブログを見るに「ソトコト」という雑誌でも紹介されているらしいですね。

 商品の詳細は雉子屋さんのHPにもありました。『KAMACHI STOOL(カマチスツール)

「木の巧み」展

2009年6月15日月曜日

 日曜に「北欧の生活デザインと文化展」に行ってきたが、同じパークタワー内の1Fで「木の巧み」展なるものも催していたので、少し覗いてみた。

 岐阜県の高山に本拠地を置く「 家具工房 雉子舎(きじや)」という工房が主催していました。この展示会は6/15(月)までらしいですが、担当者に聞くと同ビルのOZONE内にある「工房家具ギャラリー・匠の杜」というショールームに出展している他に、もう少ししたら自由が丘に直営店がオープンするらしいです。

 新作の椅子が数点と一枚板のテーブルなどが展示していました。昨日も紹介した「Chigiri Chair」や「Hanpen Chair」もそうですが、無垢材を生かした家具って良いですよねぇ。



吉田亞人の椅子『Chigiri Chair(チギリチェア)』

2009年6月14日日曜日


 東京芸術大学の名誉教授であり、OMソーラーハウスの創始者である建築家の奥村昭雄率いる家具工房ブランド「quiet」の責任者である吉田亞人デザインの椅子。
 奥村昭雄著書の『樹から生まれる家具 人を支え、人が触れるかたち (百の知恵双書) 』でも紹介されている。蝶ネクタイように見える背当て部分の契(ちぎり)が特徴的です。背当てから肘乗せは、矧ぎ合わせることで大きな木材の使用量を減らしている。

 奥村昭雄というと『Hanpen Chair(はんぺん椅子)』が有名だが、チギリチェアはその直系にあたるのでしょう。

北欧の生活デザインと文化展

 今日は西新宿のパークタワー内にあるOZONEプラザに来ました。今は『北欧の生活デザインと文化展』がやっているとのことで、少しのぞいてみることに。

 写真は撮れなかったので紹介できないのが残念ですが、アルネ・ヤコブセンコーア・クリントのデザインした椅子などが展示していました。特にコーア・クリントのファーボーチェアを見れたのは良かった。正直いってこの椅子の実物は初めてみました。

奥村 昭雄(おくむら あきお)

2009年6月13日土曜日

奥村 昭雄(おくむら あきお) 建築家。
 1928年東京都生まれ。
 1952年東京美術学校建築科卒。同研究員として東京芸大改築計画担当。
 1956年、吉村順三設計事務所入所。
 1964年、東京芸術大学美術学部建築学科助教授。
 1973年、同教授。木曽三岳村に板倉民家を再生しアトリエをつくる。
 1978年、木曽三岳木工所設立。
 現在、木曽三岳奥村設計所代表。東京芸術大学名誉教授。

 代表的な建築作品は
  NCRビル(1962年)
  星野山荘(1973年)
  愛知県立芸術大学(1974年)
  新田体育館(1983年)
  阿品土谷病院(1987年)
  関西学研都市展示館(1994年) など
 ※このデータはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

コーア・クリント(Kaare Klint)

コーア・クリント(Kaare Klint 1888~1954)1888年デンマーク・フレデリックスボルに生まれ。王立美術大学で建築を学び、1922年建築家として独立、1924年に王立美術大学の家具科の新設に伴って初代主任教授に就任する。有名な作品としては、サファリチェア、デッキチェア、ファーボーチェアがある。自然の造形や伝統的造形を分析し、そこにプロポーションの法則を見出したが、この研究は、デンマークモダンデザインの基礎になりその教えを受けたポール・ケアホルムボーエ・モーエンセンアルネ・ヤコブセンなど数々の優れたデザイナーを輩出したことにより「デンマーク近代家具デザインの父」と呼ばれている。

鑿(のみ)の使い方

2009年6月12日金曜日



 最近は角のみ盤ではなく鑿(のみ)を使ってほぞ穴などを空けているのですが、今造っている椅子は座面を角棒にする予定なので接ぎ穴が丸見えになります。

 「接ぎ穴を正確に彫る」を最近の課題にして頑張って練習しているのですが、昔は使い方を間違えていたので、おさらいしています。特に、サイズを正確にするのはさほど難しくないのですが、ついノミの表が当たって穴の線がつぶれてしまいます。

 これは慣れるしかないのですかねぇ。

東京23区内のホームセンター情報

 いつも、家具を造るときに道具や部品(蝶番など)が必要になったら豊洲のビバホームまで行っているのですが、遠いので近くに良いホームセンターを探してみる。

 ついでにブログにアップもする。

スーパービバホーム 豊洲店
 住所 〒135-0061 東京都江東区豊洲3-4-8
 電話 03-3536-9611
 営業時間
  生活館/10:00~21:00
  資材館/7:00~21:00
 最寄駅
  東京メトロ有楽町線豊洲駅
  ゆりかもめ豊洲駅

島忠ホームセンター  江東猿江店
 住所 〒135-0003 東京都江東区猿江2-16-3
 電話 03-5669-7321
 営業時間 10:00~20:00
 最寄駅
  JR総武本線 錦糸町駅

東急ハンズ 渋谷店
 住所 〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町12-18
 電話 03-5669-7321
 営業時間 10:00~20:30
 最寄駅
  JR山の手線 渋谷駅
  東横線 渋谷駅
  田園都市線 渋谷駅
  半蔵門線 渋谷駅
  副都心線 渋谷駅
  銀座線 渋谷駅
  京王 井の頭線 渋谷駅

ビバホーム 奥戸街道店
 住所 〒124-0022 東京都葛飾区奥戸2-14-28
 電話 03-5654-8911
 営業時間 9:30~21:00
 最寄駅
  京成押上線 京成立石駅

SEIYU 深沢店
 住所 〒158-0081 東京都世田谷区深沢1-8-1
 電話 03-3703-8866
 営業時間 10:00~20:00
 最寄駅
  東横線 自由ヶ丘駅

ケーヨーデイツー 高島平店
 住所 〒175-0082 東京都板橋区高島平9-23-1
 電話 03-5399-2501
 営業時間 10:00~20:00
 最寄駅
  都営三田線 高島平駅

樹から生まれる家具

Amazon.co.jpで買う

 著書は奥村 昭雄(おくむら あきお)さんという建築家の人です。

 私も素人ながら無垢材を使った家具を造っているのですが、少しは樹に関する勉強をしようと購入した一冊です。さすがに原木からの買い付けなどはしませんが、樹がどんな性質を持っていて家具を造る時にはどういったことに気をつけるべきか参考になりました。


でも、真似できない。。。

東京で家具を造るためのレンタル工房

2009年6月11日木曜日

 私が家具造りを始めようと思った時にまず一番最初に困ったのが、作業場所の確保です。
東京在住の一人暮らし(特に地方から出てきた人など)は、アパートやマンションで生活をしているわけで、部屋の中で木工をすれば苦情の嵐でしょう。
 そこで、私でも通えそうな場所にあるレンタル工房を探したのですが、あまり無いですねぇ。
東京で木工を趣味にするはハードルが高いようです。

みんなの木工房D.I.Y大好き
 E-Mail workshop@k5.dion.ne.jp
 電話  03-3439-2022
 住所  〒154-0017 東京都世田谷区世田谷1-5-10
 講習料(4回総額)  19,000円
 ビギナーコース
 ※講習(手工具・電動工具・大型機械)を受講いただかないとご利用できません。
  初心者の方は、まずこのコースで利用していただきます。指導者がつき、
  マンツーマンで指導いたします。
  2時間×10回分チケット 29,000円
  2時間×5回分チケット 14,800円
  2時間×1回 3,000円
 レギュラーコース
 ※慣れてきて一人で工具も扱えるようになった、ビギナーコースからの
  ステップアップしたコース。木工経験があり、腕前を当工房が認めた人。
  2時間×10回分チケット 19,000円
  2時間×5回分チケット 9,800円
  2時間×1回 2,000円
 塗装室利用  1回 500円

家具工房 Hagakure
 E-Mail hagakure@mist.ocn.ne.jp
 住所  〒270-0164 千葉県流山市流山2475-2
 電話  047-704-9590
 入会金 ¥2,000
 月謝  ¥10,000(材料費は別途)

河内建築工房のDIY木工工作室
 E-Mail good@kawachi-reform.com
 住所  〒166-0011 杉並区梅里2-24-11
 電話  03-3318-5432
 入会金 \1,000
 利用料 30分 500円
  1日最大(8時間) 3000円打ち切り
  ※商用目的のお客様は、上限なしとさせていただきます。
  撮影、貸切使用、1日20.000円とさせていただきます。
  (10~18時)時間外、要相談

アール・デコの家具

2009年6月10日水曜日

 最近は、海野弘の『アール・デコの時代 (中公文庫)』という本を読んでいるので、今のところの感想。

 アール・デコは1918年から1930年代にヨーロッパやアメリカで流行ったアール・ヌーボーに続く装飾様式のことですが、要は建築でいうとエンパイアステートビル(キングコングが登ったことで有名)やクライスラービル(尖塔のモチーフが車のラジエーター)のようにビルの先頭が尖っている建物だったり、家具でいうとバルセロナチェア(ミース・ファン・デル・ローエ)や、lc2(ル・コルビュジェ)などのことのようですね。
 モダン・アートの源泉と言われてもあまりピンとこないアール・ヌーボーに比べて、アール・デコは今使っていても違和感のない近代的なものばかりです。

 ロシア趣味・アメリカ趣味・エジプト趣味・日本趣味の影響が濃いそうですが、この時代にも日本文化(ここでは漆など)が影響を与えているのですね。






LIVING LAB MART
バルセロナチェア/ミース・ファン・デル・ローエ



LIVING LAB MART
LC2/ル・コルビジェ


渡辺力の椅子『リキロッカー』

2009年6月9日火曜日

 この間、日本橋の木屋に南京錠を買いに行った時、向かいの三越本店のショーウィンドウに飾られていた。
 渡辺力(わたなべ りき)のデザインした家具はカンディハウスで取り扱われている。椅子の横にはカンディハウスって書いたプレートがあったけど確か日本橋にカンディハウスは無いはず。

 調べてみたら過去に三越本店で「ホームシアター&ファニチャーフェア」なるものが開催され、カンディハウスがそれに出展していたらしい。
 その時には開催されていなかったはずだが、なぜそこにリキロッカーが飾られていたのか。不思議です。





CONDE HOUSE 
リキロッカーW690 ロッキングチェア

深澤直人の椅子 『HIROSHIMA(ヒロシマ)』


今日、会社帰りに馬喰横山駅の近くで見つけたハンス・J・ウェグナーの『THE CHAIR』らしき椅子だが、正直、形が違うような気がする。背もたれや座面とか。深澤 直人の『HIROSHIMA(ヒロシマ)』か?

何て椅子かそのうち調べてみよう。

調べてみました。見て分かると思いますが、『HIROSHIMA(ヒロシマ)』ですね。
よくよく見るとここは、深澤 直人デザインの家具を扱っているマルニの東京ショールームでした。


大きな地図で見る






MARUNI COLLECTION
HIROSHIMA(ヒロシマ)/深澤直人



LEONI
The chair/Hanse J Wegner

鑿(のみ)のメンテナンス

2009年6月8日月曜日



最近は鑿(のみ)ばかり使っているので、刃がガタガタしてきた。

ので、久しぶりに研ぐことにした。





まずは、砥石を用意する。中研ぎ用の比較的あらいものと、仕上げ用は彫刻刀用の砥石で代用する。

刃先の斜めになっている側をやや角度をつけて一定に研ぎます。研いでいくと反り返りができるので、裏側も平らに研ぐ。仕上げに刃先がピカピカになるように仕上げ用の砥石で研ぐ。




完了です。

鑿(のみ)を使えるようにする

2009年6月7日日曜日



 今日は工房に行ったけど早めにきりの良いところまで出来たので、家で道具のメンテナンス。

 この間、日本橋の『木屋』で南京鉋を買うついでに欲しかったサイズの鑿(のみ)を購入したので、とりあえずコイツを使える状態にする。






 ばらす! そして、柄頭を少し削って桂(金属の輪)が奥まで入るようにする。







終了です。

椅子を造る-ほぞ穴の作成



 ほぞ穴を空ける。割と綺麗にできたつもりです。横が鑿(のみ)の表で凹んでいますが、見えなくなるところなので良しとします。



 一通りほぞ穴を空け終わる。一つ一つはほぞ先との大きさを確認しているが、組み立ててみると少しづつズレていて、ガタガタな事もしばしばある。


 ので、組み立ててみる。





 大丈夫らしい。脚の長さも均等でガタガタしない。成功ということ。

 板を接いだだけで単純な椅子に見えますが、脚の加工は来週から。初めての曲線に挑戦する。南京鉋も購入したので、準備はバッチリ。曲線の紙型を平日に作る予定。

椅子を造る-ほぞ先の作成

2009年6月6日土曜日


 製材を終えて、いよいよ加工に着手。取りあえず、ベルトソーで椅子のフレームに使う部材のほぞを全て作成した。いつもであればこの段階で1つ2つは失敗するのだが、今回はノーミスでした。ほぞのサイズも設計通りピッタリ。最近は、鑿(のみ)の使い方を練習しているで、ついでにほぞの周りも綺麗の処理しました。

 次はほぞ穴とフレームの大まかな成形(足と背もたれを曲線に)する予定。平日中に厚紙で型を作る作業をすることになります。

椅子を造る-製材(2)



 面をサンダーで綺麗にして、製材も完了。と思いきや、節のある木材を発見。これは使えないので、どうしようか悩んだ挙句にまたもやデザインを変更するにした。プロの人や金銭的に余裕のある人であれば、許容しないであろう問題ですが、そこはギリギリのところで趣味として木工している私には如何ともし難い。

 木材選びからやるほどの時間が無いく、運搬用の車も持っていない私は、材料の調達は工房の方に任せているので、良くあること。元々かなり汚れている木なので、製材して初めて見つかります。追い柾というのでしょうか、どちらの方向から鉋(かんな)を掛けても逆目になってしまうことも度々です。そのような時はひたすらサンダーで誤魔化すのですが、節だけはどうしようもありません。

椅子を造る-製材(1)


 土曜日、世田谷のレンタル工房に行くと椅子を作成するのに不足していた板材が届いていましたので、早速、部材表を元に少し大きめに切り出します。

 切り出した材料を自動カンナで製材。苦手なので余りしたくはないのだけど手押しカンナで側面を直角にしました。この後はサンダーで表面のカンナ跡を消して製材完了です。

 今回の板材は外れでかなり微妙な杢目でした。他の木材と色も違う。本来であれば同じ木からとれた板材を使用すれば良いのですが、前に使った残りの木材も使用したかったので、色が微妙に違うのは致し方無しです。

椅子を造る-脚の局面


 今日は椅子の脚の局面を切り出すために型を作ろうと思ったのですが、どの程度の局面にするか迷っています。

 極端に直線で見た時に気になるところを書き直したのですが、どうにも気に入らない。やっぱりミニチュアの椅子を造って出来上がりを確認した方が良いのかな?
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